脳卒中、簡単にいうと
脳卒中になると、脳の神経がダメージを受けます。
ダメージを受けた脳神経は機能が著しく低下したり、ほぼ機能しなくなってしまいます。
脳神経の足を動かす領域にダメージがあると足に麻痺が、手を動かす領域にダメージがあると手に麻痺があらわれます。(基本的に右脳にダメージ→左手足に麻痺、左脳にダメージ→右手足に麻痺があらわれます)
なのでダメージを受けていない他の機能は以前と変わらず正常です。右の手足に麻痺があるけど左の手足は何ともない、といった具合。
脳神経にも修復力・回復力はあります
麻痺した所をリハビリしたり、繰り返しの簡単な運動をする事で少しずつその機能を回復します。
しかし筋肉の麻痺は厄介なもので、何もしないでいると段々と筋肉は硬くなり、細くなり、関節までも硬くなってしまいます。何年も放置してひどくなると指がグーのまま開かなくなったり、膝が曲がったまま伸びなくなったりします。
だからこそリハビリはとても大切です。そして麻痺は勝手に自然に治る事はないと言っていいでしょう。
しかしながら、大抵の人は歩ける様になります
病院でリハビリをするも退院時にはまだ車椅子を使う状態の方は割と多いです。
そこから自宅でご自分でリハビリを続ける人、リハビリが辛くなってやめる人。
これが大きな分かれ道になります。
自分でどうにかリハビリ、特に歩行練習を続ける方は1年、2年と続けるうちに段々歩ける様になります。もちろん初めは補助をして立位保持(立ち上がり、10秒間キープなど)など簡単なことから始めます。
人間にとって「歩く」という行為は基本的な事なのでたとえ麻痺したとしても回復する底力が備わっているのでしょうね。
皆さん春も夏(熱中症の予防の為に朝が多いです)も秋も冬も歩く事を欠かしません、麻痺があるので歩くと痛みを伴う事もあり辛いですが、それでも歩きます。
なるべく家族に負担はかけたくない、旅行に行きたい、オムツは嫌、寝たきりは嫌、色々な思いがあります。
しかし、頑張るだけでいいのでしょうか?
体のケアも大切
筋肉は鍛えると強く硬く丈夫になります、しかしそればかりでは硬く柔軟性の乏しい疲れやすい体になりかねません。痛みも取れにくい状態になりやすいです。
リハビリも大切ですがしっかりと筋肉をほぐし、痛みもその都度取り除き、良いコンディションを保ちましょう。辛いリハビリを続けるにはケアは欠かせません。
マッサージもいいです、近所の整骨院もいいでしょう、しかし私がお勧めするのはもちろん鍼灸です(^ ^)
リハビリや運動のサポートも致します。
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しっかりと歩ける様になるまで頑張りましょう。