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「めまい、耳鳴り、難聴」を食事で改善

食事で出来る予防や改善

ビタミンB12(貧血予防にもいい)・・・末梢神経の代謝を改善する作用があり、耳鳴りやめまいの治療薬としても使われています。

ビタミンB12・・・、貝類(あさり、しじみ、牡蠣など)、海苔、青魚(いわし、さんま、かつお、煮干しなど)、レバーなどに多く含まれていますので食事に積極的にとり入れましょう。

 

マグネシウムや亜鉛・・・ストレスを軽減してくれる働きがあるのでストレスからくる目眩(めまい)などによいです。

マグネシウム・・・アーモンドやゴマなどの種実類やひじきなどの海草類に多く含まれています。

亜鉛・・・牡蠣や豚レバー、煮干し、ゴマ、カシューナッツ、パルメザンチーズ、などに多く含まれています。

 

ビタミンE・・・毛細血管の血流を良くし、血圧を安定させてくれます。血行不良や低血圧からくる目眩(めまい)にいいです。
・・・抹茶(粉)、アーモンド、松の実、落花生、いくら、たらこ、などに多く含まれています。

 

DHAやEPAを多く含む青魚・・・血液をサラサラにして血行を良くする、低血圧からくるめまいの予防的効果も期待できる。
・・・マグロのトロ、ブリ、サバ、サンマ、うなぎ、などに多く含まれています。

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「目眩(めまい)、耳鳴り、難聴」をもう少し詳しく

目眩(めまい)、耳鳴り、難聴は、それぞれ単独で症状として現れる場合もあり病名も様々ありますが、多くの方はこのうちの2つ又は3つが同時に出て来ます。

それぞれの原因

いずれも精神的なストレスと自律神経の乱れ(自律神経失調症)が大きく関わってきます。日常生活やお仕事を頑張り過ぎてこれらの影響が出ていらっしゃる患者さんが多いです。頑張り過ぎはお体にさわります、時々ひと息ついてリフレッシュする様になさって下さい。

目眩(めまい)の原因

耳にある三半規管という平衡感覚を司る器官の不調によってグルグル目が回る、またはフワフワした感じがする、といった 症状が出るといわれています。

グ ルグルする目眩(メニエール病と言われる事もある)は一般的には三半規管に余分なリンパ液 がたまる事で不調をきたすと考えられています。しかしなぜ余分なリンパ液がたまるかというとその原因はよく分かっていませんが、ストレスからくる自律神経 の不調(自律神経失調 症)だというケースが多いです。

フワフワした感じの目眩(めまい)は三半規管の不調も当然ありますが典型的な自律神経の不調(自律神経失調症)からくる目眩と考えてよいでしょう。

自律神経の不調では、めまいだけでなく耳鳴りを併発する時もあります。他にも不眠や頭痛、または頭が重い感じになる時もあります。それに加えてウツっぽくなっている事もあります。

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ま た「頭をある特定の角度にすると目眩(めまい)がする」という症状もありますが、これは三半規管の中に極めて小さな石があり、それが本来はない所 にまで移動してしまった為にセンサーが誤作動する事で起こります。(本来その小さな石は頭を動かすと少し動きます、その石の動きをセンサーが捉えて傾きや 回転の動きを認識し平衡感覚を保ちます)
→この場合はその小さな石が勝手に溶けて無くなる事もあります。しかし何ヶ月も症状が治まらない場合は専門医にご相談下さい。

ある種の生活習慣を見直す事で良くなる可能性も御座います、今まで色々な治療を受けてもなかなか改善が診られない方はご相談、ご連絡下さい。

難聴と耳鳴りの原因

音を拾い脳へ伝える、これを耳・・・外耳、中耳、内耳、によって行う訳ですがそのどこかで起こる不調で耳鳴り・難聴が出てきます。

耳鼻科へ行って「どこにも異常は無いですがお薬を出しておきます」と言われ、「異常が無いわけ無い、聞こえにくいし、ジージー(キーンキーン)鳴ってるのに」と憤ることがあると思います。でも残念ながらこういう患者さんは多いです。

原 因としては耳にある蝸牛(音を電気信号に代えて脳へ伝える部分)に余分なリンパ液がたまるから、とよく言われますが、なぜ余分なリンパ液がたまるかは分 かっていません。自律神経の不調の影響と考えられています。(そもそも西洋医学では耳鳴りの原因はキチンと解明されていないそうです)

耳鳴り・難聴で病院を受診して、原因をハッキリ説明してもらえない時は自律神経に問題があるかも?と考えていいでしょう。それだけ耳鳴り・難聴と自律神経は深く関わっています。

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め まい・耳鳴り・難聴のいずれも自律神経が大きく関わり自律神経の不調から、目眩(めまい)は耳にある平衡感覚を司る三半規管(前庭神経)の働きが乱れて 起こり、耳鳴りと難聴は音を受け取り脳へ伝える蝸牛(蝸牛神経)の働きが乱れて起こります。三半規管と蝸牛は隣あっている(くっ付いてます)為に相互に影 響しあいます。

病院でよくある対応

これらを病院で診てもらうとなると大抵は耳鼻科の受診となり ます。そこで良くなる事もありますが、意外と多いのは原因は良く分かりませんが「とりあえずお 薬をお出ししますので、様子をみて下さい」と言われます。その場合に出されるのは利尿剤が多い様です。「耳の三半規管や蝸牛の余分なリンパ液を出してあげ ると良くなる」という事の様です。ただ狙った所だけの余分なリンパ液を減らす、と言うよりも体全体の水分量を減らし、「あわよくば耳の余分なリンパ液も減 る事を期待する」という事の様です。また、血行を良くして耳周囲のリンパの流れも改善し結果、三半規管や蝸牛の余分なリンパ液の正常化をはかる、その為に 血行を良くするお薬を出される事もある様です。

鍼灸での治療

簡単に大まかに言うと鍼灸では様々なストレスからくる自律神経の不調と捉えますが、どこから来るストレスが何処に悪影響を及ぼしているのか?によって穴(ツボ)を使い分けていきます。

手足や腰に耳に関係する穴(ツボ)や水分(リンパ液)調整の穴がありますので、そこへのアプローチをします。もちろん耳付近の穴(ツボ)も少し使います。

自 立神経の不調もある患者さんは頚がガチガチになっている事が多いですが、頚と自律神経は関係が深いので頚の硬さも優しくほぐしてあげます。そうする事で 自立神経は整いやすくなります。その他、腕に自律神経や精神的な疲労に関わる穴(ツボ)もありますのでそれらの穴も使います。

自律神経は精神的なストレスの影響をまともに受けます。心配事や悩み事のあるときに「食欲がない」、「食事が喉を通らない」、「ストレスでかえって沢山食べてしまう」、と言うのは精神的なアンバランスから胃腸(まさに自律神経)の調子を崩している為です。

ま た「冷 え」のある患者さんも多いですが、手足や下半身に冷えがあると「頭に血が昇りっぱなし」、「頭に熱がこもってしまう」、そんな状態になりがちです、そうす ると自ずと頭の血行にもよくありません。耳の余分なリンパ液の正常化をはかるうえでも「冷えの改善」も同時にする事は多いです。

突発性難聴は鍼灸ですぐによくなる患者さんもいらっしゃいます。

目眩、耳鳴り、難聴の治療としては「途中から寝てたかも?」というくらいの優しい治療になります、ご安心下さい。

何かにつけてイライラ、クヨクヨするのは本当に体に良くないですね。なるべく笑って過ごしたいものです、ウソ笑いでもイライラしたりカリカリしているよりは健康には良いですよ。

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〈治療頻度の目安〉

●症状や痛みなどが酷く、とても辛い状態・・・週に1回~3回程。

●辛いピークがひとまず過ぎた状態・・・週に1回程。

●随分良くなったもののまだ無理をすると悪化してしまう状態・・・2週間に1回程。

●楽になってきた、今の状態を維持したい・・・月に1回程。

個人差がありますので目安としてお考え頂ければと思います。

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