パーキンソン病

パーキンソン病って?

脳の黒質という部分で作られる「ドパミン」が減少する事により体の動きに障害があらわれたり自律神経症状など様々な症状があらわれます。

〈主な運動症状〉

手が振るえる(振戦)

動きが遅くなる(無動)

筋肉が硬くなる(固縮)

体のバランスが悪くなる(姿勢反射障害)

〈主な非運動症状〉

自律神経症状(便秘、頻尿など)

不眠

うつ症状

認知機能障害、などなど。

これらの症状を無くすべくお薬を飲んでいると思いますが、辛いのはその副作用。

皆さんご存知の様に病歴の永い患者さん程お薬が増えてしまう傾向です、症状自体も強く出て来る様にもなりますし、副作用を抑える為に「お薬を出しましょう」となってしまいます。

そのうち何が本来の症状で、何が副作用なのかさえ分からなくてなってしまいます。

副作用のない方法があればどれ程良いか、それが鍼灸です。

鍼灸治療

患者さんが一番辛いと感じている事から取り除いていく事になりますが、その中でも多いのが「思う様に歩けない、うまく歩けない」というもので、突進歩行、方向転換が難しい、エレベータやエスカレーターの乗り降りの際のすくみ足などです。

手足や腰、首の関節が硬くなっているとこれらの症状を悪化させますので、それぞれの関節可動域を広げ関節をスムーズに動く様にしたり周りの筋肉をやわらげます。膝の動きを良くするだけでも「歩きやすくなった」と言って頂けます。

自律神経症状などの治療はそれらに関係する穴(ツボ)を使い、改善していきます。

手足の振るえの改善は簡単ではないですが、全身の一つ一つの症状を治療・改善していく中で徐々に改善していきます。精神的・肉体的なストレスによっても手足の振るえは悪化しますのでストレスを緩和する治療も並行して行います。

パーキンソン病は脳の病気なので脳にもアプローチしていきますが、その1つとして頭部に微弱な電気を流す治療もしています。これによりリラックス効果や固縮の緩和も図れます。

運動療法

歩き方の改善などに良いのが簡単な体操などの運動です。これらも取り入れています。

転倒しやすい歩き方をされている患者さんが多いですが、チョットした事に気をつけるだけでも安定した歩き方になるケースも多いです。

例えば地面・床に着地する際につま先からではなく「踵(カカト)から着地する」これをするだけでもより安定した歩行になり「あ、楽に歩ける」と実感されます。

パーキンソン病の症状は千差万別、悩んでいるよりも兎に角一度ご連絡下さい。

パーキンソン病で障害者1・2級をお持ちの患者さんは健康保険をご利用で基本的に病院同様に自己負担0割で鍼灸を受けられます。

健康保険のご利用をお考えの方は「こちら」。

ご 利 用 料 金

(全て税込み表示、往診料込みの料金です)

初診料2,000円。

30分 4,500円
60分 8,000円

 

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℡  075-622-2805
メール info@k-shinnkyuu.com

 

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