胚芽米&カレーで大腸ガン予防
カレーに欠かせない香辛料のターメリックですが、その主成分のクルクミンが重要な働きをします。
クルクミンが腸で吸収されて「テトラヒドロクルクミン」といういかにも強そうな、抗酸化物質に変身します。本当に強いのです。
体内では常に「酸化作用」による攻撃を日々受けていますが、ほとんどの場合は速やかに修復されます。
しかし中にはそのまま酸化してしまい、最悪の場合は癌(ガン)化する細胞も出て来ます。
その癌(ガン)化する手前で防いでくれるのが「抗酸化物質」、その抗酸化作用を強力に持つのがクルクミンという訳です。と、最近お伝えしましたが、もう少しみて行きましょう。
カレーライスの具も重要で上手にビタミンも摂って、一層効果的に美味しく頂きましょう。
クルクミンの吸収ルート(腸の酵素で強力な抗酸化物質に変化)から見て期待されるのが「大腸ガンの予防」になります。
国立がんセンターなどとの共同実験では、テトラヒドロクルクミンを含むエサを与えられたマウスは、普通のエサを与えられたマウスに比べて大腸ガン病変の発生が約30%も抑えられました。
さらにクルクミン自体を含むエサを与えられたマウスでも13%も抑えられました。
これはクルクミンの一部が大腸でテトラヒドロクルクミンに変わり抗酸化作用を発揮した結果と考えられます。
アメリカではクルクミンの摂取で皮膚ガンの発生が抑えられたとの報告もあります。
カレーライスは人気メニューの1つですが、カレーの具になる
●人参(ニンジン)は「カロテン」
●ジャガイモは「ビタミンC」(ジャガイモのビタミンCは熱にも強く安定している)
●ご飯を胚芽米にすればビタミンE
の重要な摂取源となります。また、カレーの具材を炒める時に菜種油を使うと更にビタミンE(菜種油のビタミンEも熱に強い)を摂れます。
つまりカレーライスを食べればクルクミンの「抗酸化作用」の他、「カロテン」、「ビタミンC」、「ビタミンE]の3種類の抗酸化ビタミンを同時に摂れるので、ガン予防に相乗効果が期待されます。
カラーライスを週1~週2回食べる他、カレー粉をキッチンに常備して、炒め物、揚げ物、ドレッシングなどにも使い、ガン予防に上手く役立たせて下さい。
(参考:「がんを消す「食」100のコツ決定版」)
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花言葉・・・煩悩、恋にもだえる心。
癌(ガン)には食生活も強い味方になりますが、鍼灸も強い味方です。
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