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パーキンソン病、歩行を改善する為に。

特徴的な歩行

パーキンソン病の歩行にはいくつかの特徴がありますので、代表的なものをみていきましょう。

突進歩行』(歩き出すと、つんのめるような姿勢になり、小刻みに足が出て止まれなくなる)

①1歩目を出す時に慌てずに大きくゆっくり出す様にすれば突進歩行の予防になります。

②背筋を伸ばして前のめりにならない様に。(気持ちが先に出て上半身が前のめりになってしまうと突進歩行は誘発されやすくなります、しかし1歩目が出にくいのがパーキンソン病の特徴でもあるので根気よく取り組みましょう)

『すくみ足』(一歩目が出にくい)

・・・不意に歩き出そうとすると1歩目がほんと出ないですね。

①猫背では足が出にくいので、なるべく背筋を伸ばします。

②ゆっくりと大きく足を出すイメージをしましょう。

③リズムを付けてみましょう。「いち・にい・さん」と声(声に出さなくても可)をかけて足を出す。「さん」の時に足(モモの横)をパンと軽く叩いてもいですね。

「エレベーターに乗る時にすくんでしまう」

①壁を伝う様にして出入りすれば足が出やすいです。壁を手で触れながらもいいですね。

『方向転換』(体幹が固くなり、体をひねる動作がしにくい、バランスを崩しやすい)

①顔(視線)を目標物に向けてから動作を始めましょう。

②人混みを歩く場合は、人はあまり気にせず、目標を見定めると歩きやすいです。

 

これらはリハビリや簡単な運動で改善が望まれます。

歩行に限らずパーキンソン病は慌てたり、せっかちな気持ちが症状を悪くしやすいです。

その為、普段から気持ちを落ち着けゆったりとした気持ちで過ごす事が大切になります。

また自律神経症状もあらわれますので自律神経の調子を整えてあげる事も大切になります。

自律神経を整えるのに鍼灸治療はお役に立てます。当院は運動・リハビリにも力を入れていますので是非ご連絡下さい。

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