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便秘にオリーブオイル、&美肌やガンにも。

千紅花火(センコウハナビ、別名:アルテルナンテラ)、
花言葉・・・熱すると冷める恋。

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オリーブオイル

〈エキストラバージンオイルを選びましょう〉
●「オリーブオイルの有効成分を取り入れたい」という場合は是非エキストラバージンオイルをお使い下さい。有効成分が1番多いのがエキストラバージンオイルです。
●「風味が好きで使っている」という方はそこまでこだわらなくても十分オリーブオイルを楽しめます。
●オリーブオイルの中でも、品質の高い物のみエクストラ・バージン・オリーブオイルと呼びます。品質が悪いものは、エクストラバージンオイルに比べ著しく健康効果が劣る場合が有ります。
信頼できる物を選びましょう。
(日本には国際的な品質規格である「エキストラバージン」規格の法規定そのものがないため、偽エキストラバージンオリーブオイルが出回っても、「品質偽装」には当たらないそうです)

〈他の油と製法が異なる〉
多くの植物油は加熱をされていますがオリーブオイルは加熱されていません。つまり生ということ、油も新鮮な方がいいですね。

〈健康効果〉
●オレイン酸が沢山含まれているため、抗酸化作用による活性酸素の無毒化を始め様々な嬉しい働きをしてくれます。
●便秘・・・オレイン酸には腸を刺激し蠕動運動を活発にし、排便を促す効果が有ります。
また便と混ざり柔らかくなって便の通りが良くなったり、オリーブオイルが潤滑油の役割を果たし、腸内での通りが良くなります。
個人差はありますが納豆やキムチにさっとかけるとより効果的です。(体質によっては下痢になる方もいますので1度に沢山の摂取はしない様になさって下さい)
●胃酸の分泌を調整してくれるので、胃炎や胃潰瘍を防する役割をしてくれます。(ストレスから胃痛になる方にも嬉しいですね)。
●オレイン酸の抗酸化作用により活性酸素の攻撃を抑制し、若返り効果はもちろん、生活習慣病を予防したり、癌(がん)を抑制する働きもあります。
→強いストレスから守ってくれる・・・ストレスによって活性酸素は増加し、体を酸化(サビ)させてしまいますが、オリーブオイルの強力な抗酸化作用で活性酸素を撃退してくれます。
●コレステロールを減少させる・・・悪玉コレステロールだけを追い出しコレステロールを下げる効果があり、血液もサラサラにしてくれるので、動脈硬化・心筋梗塞の予防などさまざまな生活習慣病の対策に良いです。

〈美肌効果〉
オレイン酸による皮膚を柔らかくする働きによって小ジワに効果があったり、保湿成分もたっぷり含まれていますので、しっとり素肌にしてくれます。リコピン(トマト、人参、オレンジ)と一緒に摂るとより効果的です。
●オレイン酸の他にも抗酸化作用を持つビタミンEやポリフェノールも含まれていますので、嬉しい若返り効果も。

〈ダイエット〉
●満腹中枢に働きかけてくれますので結果として食欲を抑えてくれます。
●インスリンの分泌量の調整により、糖が脂肪へ変わる量を調整してくれます。(沢山の糖質→沢山の脂肪→太ってしまう。このサイクルを崩してくれます)
●糖質の多い食事の際には大さじ1杯くらいのオリーブオイルを一緒に摂ると良いですね。
・・・例えばパスタにパン、お好み焼きにご飯、ラーメンに焼きめし、などの時。

〈白髪・抜け毛〉
抗酸化作用があるため、活性酸素の除去による美髪効果に期待。日常的にオリーブオイルを摂取する地域には白髪の方がが少ないそうです。

〈カロリー〉
もちろんカロリーはあります。大さじ1杯で111キロカロリーです。1度に沢山摂取するよりも毎日少しずつコツコツと摂取す方がお勧めです。

〈摂取方法〉
1日の量を大さじ1杯~2杯程続けましょう(3杯は摂り過ぎとのデータもあります)。新鮮なものであれば、そのまま飲んでもいいですね。
●朝に大さじ1杯を味噌汁や野菜ジュース・果物ジュース、スムージーに入れて飲むと吸収もよくなり良いですね。(オリーブオイルを単品で生で摂るよりも何かと一緒に摂る方が吸収が良いです)
●普段のお料理やサラダは勿論、豆腐ににサッとかけても良いですし、カップラーメンにスプン1杯かけても良いですね。

〈保管〉
基本、1年とされているようです。
●古くなった物でビンの底に水がたまっていたりし たら、使用するのを中止した方がよさそうです。そして保管の時には、直射日光は避けて下さい、オイルが紫外線を嫌うので光には当てたらNGです。そして温度 の高いところも避けましょう。
●冷蔵庫で保管というのはお勧めできません。冷蔵庫(5度以下)でずっと保管していると白い沈殿物ができてしまいます。冷暗所に保管しておくのが品質的にも一番安全です。

 

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「便秘」をもう少し詳しく

便秘の原因は人それぞれ、効果的な治療法も人それぞれ。

原因として1番多いのが「食物繊維の不足」・・・「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」をバランス良く撮りましょう。(詳しくはページ後半で)

ストレス・・・ストレスによって自律神経が影響を受けますが、胃腸は自律神経によって活動していますので、ストレスでまともに胃腸は影響を受けてしまいます。「ストレス=便秘」の構図を色々な方法で崩しましょう。

運動不足・・・ 運動不足は何かと体の機能の低下を招きますが、便秘もその1つです。運動する事で排便に必要な腹筋なども鍛えられます。便秘だけで考えた場合、運動は激し い運動よりも軽いウォーキングの方が適しています。穏やかな運動の方が副交感神経の働きを高めそれにより胃腸の働きを活性化してくれます。

薬の副作用・・・普段飲んでいる「薬の副作用」とハッキリ分かっている場合は主治医や薬剤師さんに「この○○というお薬は便秘になってしまうので、同じ効果で便秘になりにくいお薬は他にありますか?」と尋ねてみてもいいですね。
便秘薬を常に服用されている方も多いかと思いますが、元来お薬は体にとっては毒ですから「常時飲むお薬」はなるべく少ないにこした事はないですね。

治療する事で良くなってくれば「お薬が減る」事にもつながってきます。

image1-a1.jpegお通じを出すのに大切なのはバランスが取れていて食物繊維のたっぷりな食事。それがなかなか出来ない、そういう食事をしていても出ない、そういう方は割と多いです。

そこで定期的に鍼灸や便秘マッサージで出してあげると良いですね、「便は出す物だ」と体に覚えさせます。と同時に普段の生活の中で出来る事や食生活に一工夫して「出せる体」にしていきましょう。

水溶性と不溶性をバランス良く

水溶性食物繊維の効果
腸内で水に溶け、粘性がでる食物繊維です。水溶性食物繊維の効果には「コレステロールの上昇防止」、「血糖値の上昇防止」、「消化速度の抑制(お腹がすきにくい)」、「血圧を低下させる」などがあります。
腸内の余分な水分を吸収し便を程よい硬さにする。

水溶性食物繊維を多く含む食品は海草類(こんぶ、わかめなど)や、こんにゃく、寒天、果物などです。

不溶性食物繊維の効果(過敏性腸症候群では控える方がよいでしょう)
不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨張します。
不溶性食物繊維の効果には「腸の蠕動運動を刺激する」、「早食いや食べ過ぎの防止」、「食事の満足感の向上」、「便秘の解消、改善」、「腸内環境の整備」、「有害物質の排出」などがあります。

不溶性食物繊維を多く含む食品は豆類、きのこ類、サツマイモ、切り干し大根、おから、精製されていない穀物、ココアです。
不溶性ばかりで水溶性が少ないと便が硬くなったり腹部の膨満感が強くなります。

☆不溶性:水溶性=2 : 1。が理想です。

直腸性便秘の場合は食物繊維をとり過ぎるとお腹が張ったり、ガスが溜まりやすくなるので注意して下さい。

便秘は「キチントさん」や「頑張り屋さん」に多いですね、思う様に事が運ばなくてイライラする事もあろうかと思いますが、時折の息抜きも大切になさって下さい。なかなか出ないと辛いものがありますが、何とかして出る体にしましょう。

 

〈最後に〉
「何をやってもなかなか改善しない」という方も少なくないですが、心配しなくても「出せる体」になります。元来「出る物」ですから(^^)

早い患者様であれば治療をした当日にお通じがあった方もいらっしゃいます。また当日はガスが沢山出て、翌日にお通じがあった、という方もいらっしゃいます。
あれこれ考えるよりも、治療を始める方が快適な日々を早く手に出来ます。鍼灸は「元々の健康な体に戻す」のが得意ですから。

そしてご存じの通り便秘改善はお肌トラブルの予防・改善に効果的です。腸内環境を整え、体の中から美しくし、そして美しいお肌も手に入れましょう。

便秘の治療も優しくて、痛く無い治療ですのでご安心下さい。

〈治療頻度の目安〉

●症状や痛みなどが酷く、とても辛い状態・・・週に1回~3回程。

●辛いピークがひとまず過ぎた状態・・・週に1回程。

●随分良くなったもののまだ無理をすると悪化してしまう状態・・・2週間に1回程。

●楽になってきた、今の状態を維持したい・・・月に1回程。

個人差がありますので目安としてお考え頂ければと思います。

 

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